厚切りジェイソンさんから学ぶ奥が深い人生観と投資スタイル

こんにちは @eightlabo です。

寒さが続き、都内では外出自粛で自宅で過ごす時間が増えています。

購入してから読み切れていない本を読んだり、見たかった映画をAmazonプライムビデオで集中してみるには良い時間となっています。

また自分を見つめ直す時間としても良い機会になっているなぁと感じます。

そんな中、週末に見た「アナザースカイⅡ」は非常に共感できる内容でした。

厚切りジェイソンは共感できることが多い

「アナザースカイⅡ」は、毎週ゲストが変わり、ゆかりとなる地(アナザースカイ)を訪問し人生観を語る番組です。

最初のころは海外を選ぶゲストが多かったので、旅番組という要素もあったので固定のファンが付いているのだと思います。

しかしコロナ禍では海外ロケも困難になり、国内中心で訪問をしています(国内だけでも十分楽しいのですが、、)

今回は芸人かつIT会社役員の「厚切りジェイソン」さんでした。

ゆかりの地は「厚木」でした。

厚木が「厚切りジェイソン」という名前の由来であったことを初めて知りました。

厚木は長らく東京に住んでいる自分も訪問したことがない地域です。

厚木の紹介も興味深い内容でしたが、注目したのは時折コメントする「厚切りジェイソン」さんの人生観で共感できるものばかりです。

厚切りジェイソンさんの人生観

番組中、厚木を散策している中で時折「コメント」出すのですが、一つ一つが名言の数々です。

特にサラリーマンやOLなどで仕事が忙しく余裕のない人にとっては響く内容なのではないかと思います。

家族をもっている自分にとっても、スッキリする内容ばかりでした。

物じゃなくて状況で満足できる人が勝ち

「物のために生きているわけじゃない」ということはわかっていてもできないことです。

「欲しいものを購入する欲望のためにお金を稼ぐ、貯める」は人間の根幹のような考え方です。

しかしそれが中心となっては、いつまで経っても終わることないレースをしているようなものです。

「物がなくてもこの状況を満足できること」で、幸せのハードルを下げることができるのです。

最低限の生活に必要なもの以外は、浪費であり贅沢品なのです。

仕事、節約、投資は自由になるための手段

お笑い芸人やIT会社役員とマルチな生き方をしている「厚切りジェイソン」さんですが、興味本位だけで選択しているわけではありませんでした。

最終的には「自由な生活をするため」の手段の一つなのです。

そこまでマルチに働いていれば、かなりの年収があるのかと思います。

しかし、相当な倹約家であったことも驚きました。

地元、厚木で馴染みの飲食店などがないのですw

アナザースカイでは、ゆかりの飲食店で苦労時代に食したメニューなどを食べるのですがそのようなシーンが一切ありませんw

  • 散髪は1,000円カットで有名な「QBハウス」
  • キロ単位で業務用スーパーで「ポップコーン」「レーズン」を買う(半分捨てたとしても得という計算)
  • 悪夢となってでてくる無駄遣いは「3000円の帽子」

派手な生活とは無縁な生活コストの掛け方です。

しかし子どもが3人もいらっしゃるようで、家族みんなで徹底しているのだと思います。

そして倹約したお金は「貯金」するのではなく「投資」に使うとしています。

さらにお金を増やすことを考えているのは、見習いたいところですね

「小学5年生より賢いの?」ってクイズ番組で、300万円の問題に挑戦しないで「100万円を投資に使って、自力で増やす」としたのです。

番組的には大人気なく盛り上がらなかったかもしれませんがw人生観としては大正解だと思いますね。

僕が考える自由の定義は、やりたくないことを全て断れる状態

そして将来勝ち取るための「自由」の定義は「やりたくないことを全て断れる状態」なのです。

セミリタイヤ的な感じでもありますが、「好きなことは続けたい」ということだけをするという実に羨ましい環境です。

最近、流行りのFIRE(Financial Independence, Retire Early)に共通する考えですね。

しかも番組中では、もう少ししたら達成できるとも言ってました。

計算してできることかもしれませんが、信念がなければできません。

欲望は限りない、いくら持っても満足できない

個人的に一番響いたのは「欲望は限りない、いくら持っても満足できない」です。

「物」を所有する欲を持ち続けている限りは絶対に終わらないこということは、とても感慨深いものがあります。

そして所有した瞬間に、達成感と同時に次の「物」がほしくなるのです。

「だからこれ以上は求めない」というのは単なる倹約ではなく、真実をついた言葉だと思います。

そしてこの物欲のためのお金を稼ぐことは不毛な時間の使い方かもしれません。

自分は不動産投資をしています。

不動産投資をされている方で、際限なく購入し続ける人も多くいます。

何時間もかけて物件を調べて、数億円の融資を受けることを目標にしているのです。

しかしそれは「購入する」ことが目的になってしまって、本当は違うのはではないかなぁと思ったりします。

自分の生きがいを見つけるのは、自分の責任

番組をみた人がネットでもコメントを残しています。

一番共感していたのは「自分の生きがいを見つけるのは、自分の責任」じゃないでしょうか。

今の時代にこれを気付くことができる人は少ないじゃないかと思います。

気付けた人は本当に「幸せ」なんだと思います。

人によっては、会社を作ることかもしれません。バンド活動を続けることかもしれません。絵を描き続けることも立派な生きがいだと思います。

そこには他人に評価される、承認されることが目的にならなくても、充分に生きがいになっているのではないかなぁと思います。

今回の「厚切りジェイソン」さんのアナザースカイは番組的には地味な内容でしたがw 非常に共感できる内容でした。